2021/01/21 コラム空調服の種類や違いについての基礎！＜初心者向け＞

年々暑さを増す夏ですが、『持ち運び扇風機』や、『首にかけるタイプの扇風機』など、毎年いろいろな熱中症対策グッズが登場しますね。

そんな中、働くワーカーや、釣り人等、外で活動する人にとっては既に必須アイテムとして大活躍しているものをご存知でしょうか？

『電動ファン内蔵上着』いわゆる空調服と呼ばれるものですね。

1.空調服とは

全てを総称して『空調服』と呼ばれることが多いですが、本来『空調服』とは『株式会社空調服』及び、同社が販売している商品らを指します。※本記事では『電動ファン内蔵上着』と称しています。

そして、ややこしく難しく感じてしまうところが、種類の多さと、互換性の問題です。購入するときにいくつかの注意点が存在します。

2最初に揃える必要なもの

１.ファン

2.バッテリー

3.着用する専用の服

これらを揃える必要があります。

2-1ファン

風を送る大事なパーツですね。このファンが一番壊れる可能性が高く、扱いに気をつけなければいけません。メーカーによってはフタを外してハネを掃除できるようになっているものもありますが、できないものもありますので、オプションで、『防塵フィルター』などを取り付けると寿命を長持ちさせることができます。

価格は4000円～5000円前後です。

保証期間はメーカーによって異なるので確認が必要です。

2-2バッテリー

毎年新モデルが発売されて、『風量』『稼働時間』がパワーアップされるものです。このバッテリーを操作して電源のON、OFFや、風量の調節を行います。

バッテリーに関しては故障するということは限りなく少なく、平均的な寿命は3～4年程度になります。ですが、使い方によって異なってくるので、稼働させている時間が長ければもちろん寿命は短くなります。

保証期間については、どのメーカーも１年程の物が多く、確認をするようにしましょう。

2-3作業服

作業服には現在3つのタイプがあります。

・長袖タイプ

・ベストタイプ

・半袖タイプ

これらの中で一番の人気はダントツでベストタイプです！では、どのように使い分けることができるんでしょうか？

・長袖タイプ

こちらのタイプは、肌が露出することが難しく、長袖着用義務がある場合や、火を扱う現場など、肌を露出せず保護するシーンでの着用を目的としています。しかし、「ボワッと」膨らむため、動きづらかったり、狭いところなどでは引っ掛けてしまう恐れもあり、最近では、後に紹介する『半袖タイプ』や『ベストタイプ』が主流となっています。

また、価格も他２つに比べて高いものが多いです。