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2020/12/25 コラム 正しい作業服の選び方のポイントは5つ!気をつけるべきポイントも細かく解説

作業服の選び方

 

 

世の中に流通しているものや、出回っているものに限らず、ほとんど全ての物や流れにおいて、流行りというものが存在していますね。

 

少し前までの作業服のイメージと言えばどのようなものでしょうか?『ダサい』『地味』『動きずらい』というようなイメージが多いかもしれません。

 

しかし、最近の作業服全般において、とても進化しています。

 

作業服を使用される職種においても、それぞれが必要とし、求めるものは違うかと思われます。

 

それでも、あると便利でほとんどの人におススメすることができる高機能で流行りの作業服をご紹介していきます。

 

作業服を選ぶ時に抑えておきたい5つのポイント

 

ユニフォーム(作業服)の際にまず抑えておきたいポイントは5つです。それは、

 

①見た目・デザイン性

②色

③生地素材

④機能面・快適さ

⑤安全性

 

これら5つになります。それでは、順を追って解説していきます。

 

 

①見た目・デザイン性

 

働き方の多様性という言葉がよく聞かれるようになってきたと同時に、作業服に関してもただ作業するためだけの服という認識ではなくなり、「着るならお洒落なものを着たい」と思われるようになりました。

 

ユニフォーム(作業服)のデザイン性を良くするメリットは着る人だけでなく、企業にもあります。

 

就業者の満足度UP

リクルートへの期待

企業の先進性のアピール

 

入社面接の際に、就活生や転職希望者からの質問で、「作業服はどういったものですか?」

 

というような質問が出てくることも多いんです。

 

それほどまでに作業服やユニフォームのデザイン性は重要視されているんですね。

 

1-1人気のデザインとは?

 

 

■タイトでスマートなシルエットが主流!

 

従来まではデザイン性よりも動きやすさを重視し、『ダボっと』したシルエットが主流でした。

 

しかし、ストレッチ性が高い生地が開発され、細身でありながら作業の邪魔にならない商品も多く登場するようになりました。

 

 

1-2ディティールにも注目!

 

ファスナーやボタンの位置、色、使用素材、ステッチ(縫い目)のデザインなど細かい部分にはなりますが、全体の印象を左右する大事なところになってきます。

 

②色

 

デザインと同じように思えるかもしれませんが、色が与えるイメージはとても大きい要因を占めているので、デザインとは分けて考えます。

 

2-1企業カラー

 

企業にはコーポレートカラーがあると思いますが色のというのはデザイン以上に他者に与える印象は大きいです。

 

また、着用者にとってもモチベーションが変わり、仕事の質が向上するでしょう。

 

自社、自分のイメージカラーはどんな色であるのかをハッキリと明確にするとユニフォーム(作業服)を選ぶ際の参考になるでしょう。

 

2-2チームでの色分け

 

同じ組織に属していても、それぞれの部署や、所属するチームが違う場合、それらを明確に表現することができます。

また、色を分けることで、各チームの団結力を団結力を高める狙いも期待できます。

 

2-3汚れの防止

 

着用する環境により、それに伴ってついてしまう汚れも違ってきますね。

 

『油』『粉末』『塗料』『サビ』汚れによって目立つ色、目立たない色があります。

 

汚れと同色系の色を着れば汚れは目立ちにくくなります。

 

逆に汚れが目立つ色ならばユニフォーム(作業服)を清潔に保つ指標になります。

 

2-4視認性

 

フォークリフトやトラックなどが頻繁に動く倉庫や車の出入りが多い現場などは目立つ色が推奨される場合が多くあります。

 

また、高速道路や線路内での作業、夜間作業などの、より高い視認性が求められる場合、専用の特殊な発色の、専用のユニフォーム(作業服)の着用が必要になります。

 

③生地素材

 

デザインと色に次いで重要なファクターであり、ここを一番重要視される方も多いですね。

 

ユニフォーム(作業服)に使用される主な素材は2つです。

 

C(COTTON)=綿

T(TETORON)=ポリエステル

 

これらを用いて使用されることの多い代表的な3つの素材を見ていきましょう。

 

 

3-1C100綿100%素材

メリット

 

汗を吸いやすくベタつかない

柔らかく、触り心地が良い

綿ならではの風合い

 

デメリット

 

シワになりやすい

洗濯すると縮む

発色に限りがある

酸や化学薬品に弱い

 

綿100%素材が使用されることの多い現場は、服への「引火」を防ぐために溶接や鉄工場など「」を扱う現場や、汗をかきやすい方、化学素材が肌に合わない方などに推奨されます。

 

3-2T100=ポリエステル100%素材

 

メリット

 

シワになりにくく、型崩れをおこしにくい

摩擦に強く耐久性にすぐれている

汚れがシミになりにくい

乾きやすい

色落ちがしにく

 

デメリット

 

加工がされていないと、汗を吸いにくい

肌に合わない人がいる

 

コストに優れており、耐久性も高いので、激しく体を使う環境には最適といえるでしょう。

 

ただし、火を扱う現場や、汗をかきやすい方には推奨されません。

 

最後に紹介するのは、一番主流となっており、多くのユニフォーム(作業服)で使用されている素材です。

 

3-3T/C混紡素材

 

ポリエステルと綿それぞれの良いところを集結したハイブリッド素材です。

 

T65/C35=ポリエステル65%綿35%素材

 

T/C素材(ティーシー素材)といえばこれを指すことが多くアウトドア用品なんかにも使用されることが多くなってきました。とても万能な素材です。

 

・CVC=綿多混紡素材

 

綿の混率が50%以上のものを表しており、綿の風合いを濃く残しつつ安定性にも優れております。

 

綿の比率が多いので、高級感がある仕上がりとなります。

 

3-4その他の素材

 

アセテート

 

綿やシルクのような光沢と肌触りのある合成素材です。

 

・ポリウレタン

 

伸縮性にとても優れており、ストレッチが強い素材です。

 

ただし、耐久性が低いので、パンツなどではよく、「膝が伸びる」と言われたりもします。

 

・ナイロン

 

摩擦に強く撥水性があります。化学繊維であり、防寒着などによく使われます。

 

④機能面・快適さ

 

ほぼ全てのユニフォーム(作業服)に当たり前についているようなものから、ユニークなものまで幅広くあります。左袖のペン差しなどはついていない作業服のほうが少ないでしょう。

 

製品を傷つけていけないような現場では、ジャンパーのファスナーから守るために比翼使用になっているものや、ボタンが表面上に突出していないようなものを選択すると良いでしょう。

 

他のユニフォーム(作業服)にはないようなユニークな機能を搭載しているものをご紹介していきます。

 

4-1デカポケ(懐ポケット)

 

作業服の機能性 デカポケット 作業服の機能性 デカポケット

大きなタブレットも入ります。

 

工事現場等で活躍が想定されますね。

 

ノートなども収納可能です。

 

ブルゾンの前ファスナーを開閉する必要がないので、とても使い勝手が良いです。

 

サンエス AG20471 ブルゾン 秋冬用 サンエス AD20491 ブルゾン 秋冬用

サンエス AG20471 ブルゾン 秋冬用

サンエス AD20491 ブルゾン 秋冬用

 

 

 

4-2フラップレスポケット・スルーポケット

 

 

作業服の機能性 フラップレスポケット

スマートフォンや配送伝票、メモ等すぐに取り出す機会が多い道具を収納するのにバッチリ!

 

 

カーゴパンツの機能性 スルーポケット

 

こちらも、すぐにファスナーの開閉なくすぐに取り出すことが出来て、とても使い勝手が良いですね。

 

※上記の商品は弊社の通販サイト『衣・職・自由』では取り扱いがございません。

 

玉川産業(株)まで直接ご問い合わせください。

 

4-3逆手ポケット

 

作業服 逆手ポケット

 

これはポケットの縁が逆手になっていますね。

 

よっぽど激しく動いても物が出てくることはありません。とても便利です♪

 

 

4-4ポケットレス

作業服 ポケットレス

 

食品製造や、加工、梱包などの、清潔作業区域に出入りする可能性のあるところ、汚染作業区域、には、危険物や汚染物を清潔作業区域に持ち込まないために、ポケットが一切ついていない作業着が適切です。

 

 

※上記の商品は弊社の通販サイト『衣・職・自由』では取り扱いがございません。

 

玉川産業(株)まで直接ご問い合わせください。

 

⑤安全性

 

企業には安全性への義務があります。

 

安全性能に特化したユニフォーム(作業服)を着用することが求められる現場や環境も多くありますね。

 

5-1帯電防止性

 

先ず代表的に挙げれるのは帯電防止機能をもったものです。

 

 

1.引火性の蒸気、可燃性ガスまたは、可燃性の粉じんが存在して爆発または、火災が生ずるおそれのある場所において、通風、換気、除じん等の対策を講じてもなお、引火性の物の蒸気または、可燃性ガス、可燃性の粉じんが爆発の危険のある濃度に達するおそれのある場所

 

2.爆燃性の粉じんが存在して爆発の危険のある場所

労働安全衛生規則 第二百八十六条の二より

 

これらの作業において、厚生労働省令である「労働安全衛生規則」で帯電防止機能のあるユニフォーム(作業服)の着用が義務付けられています。

 

では帯電防止機能にはどのような規格があるのでしょうか?

 

それは日本産業規格が定めるJIS規格が基準となります。

 

JIS規格について今回抑えておきたいのはこの2点です。

 

 

JIS T8118

作業着の帯電防止性能を示す規格

 

JIS T8103

安全靴の帯電防止性のを示す規格

 

では、作業着の帯電防止性能を表す、 JIS T8118で定められている基準とはどういったものなのでしょうか?それは以下の4点です。

 

 

商品の全体に静電繊維を含んだ生地が使用されていること。(または、静電性のない生地が全体の20%以下の面積しかしようされていないこと)

 

ファスナーやボタンなどに金属が使用されていない、または表面に露出していないこと

 

ボア素材を使用してない。または、ボア素材が全体の20%以下の面積しか使用されていない。

 

これらを踏まえたうえで、JISが定める実験方法において、一定の数値をクリアすること。

 

着用する現場はこれらの環境に該当しているかどうかをしっかりと確認し、JIS規格に適合している帯電防止製品を選ぶようにしましょう。

 

5-2耐火性

 

火を扱う現場や、鉄工場などの、火花がでるようなところでは、綿100%素材をのものを選ぶようにしましょう。面は、ポリエステルなどの、化学繊維に比べて溶けにくいので、最適といえるでしょう。

 

他には、防火・難燃素材を使用したものもあります。薬品によって、燃えにくく加工されていたり、燃えにくい繊維をしようした作業着。

 

燃焼の際に瞬時に炭化し、燃え広がりを防ぐ自己消化機能をもったものもあったりします。

 

ただ、難しくてよく分からないという方は綿100%のものを選んでおけば間違いないですね!

 

5-3肌の露出

 

大手の建設現場や、薬品を扱うところ、様々なところで、長袖の着用が義務付けられています。それは、「怪我」「やけど」「裂傷」といったものを防ぐためです。

 

またそれ以外にも、太陽の直射日光などを防ぐというものがあります。

 

汗をかくことにより、体内の熱を汗の蒸発にして体温調節をおこないますが、真夏の直射日光下に晒され続けると、汗による冷却が追い付かなくなります。その結果、熱中症となってしまします。

 

そうしたことを防ぐためにも肌の露出は極力避けるべきといえますね。

 

通気性の良いものや、吸汗性のよいものを選ぶようにしましょう。

 

また、どうしても半袖を着用する場合は長袖のコンプレッションウェアや、アームガードを着用することをオススメします。

 

 

まとめ:優先するものは何であるのかを考えよう!

 

今回挙げた5つのポイント以外にも、考慮するべきことはあるかもしれません。

 

「コスト」であったり、「サイズ展開」や「在庫数」「次期廃番にはならないか」など色々あると思います。

 

何を優先して採用したいのかを考えながら選ぶと自分にいちばん合うユニフォーム(作業服)が見つかります。

 

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