お洒落な作業着・カッコいい作業着が増えてきましたが、汚れてしまう可能性が高い作業着を街中で着るのはどうなのでしょうか?
そもそも作業着って?
作業着・作業服・ワークウェア・仕事着などと呼ばれるものですが、特に決まった定義はありません。
敢えて言うなら、「仕事や作業の時に着用する服」というくらいです。
とは言っても、仕事は数多くあるので某お台場系テレビで人気のゲーム課長が着ているものから、某自動車メーカー会長が釈放される際の変装に着用していたものや、ポロシャツ、つなぎ、作務衣、白衣なども作業着の一種です。
昔から、作業着に求められるものは主に下記の3点でした。
「丈夫」
「動きやすい」
「安い」
が!!その3点が変わりつつあります。
「カッコいい」
「動きやすい」
「コスパが良い」
になってきているのです。
昔の作業服は着つぶして終わりだったのですが、今はAIや機械化が進みそもそも汚れ仕事が減りました。
また、生地が進化し傷みにくくなった等の理由から、丈夫さの比重が下がり(というより丈夫なのは当たり前になり)カッコよさの比重が上がったのです。
また、安かろう悪かろうの考え方も薄れ、高くても良いものを永く大切に使おうという考え方になってきています。
さらには、ショッピングセンターにも作業服店が入る時代になりました。
その背景には、下記が挙げられます。
・デザインの改良
・元々の品質の良さ
・女性用サイズの充実
もう、ここまで来れば街中で作業着を着ていてもおかしくありませんね。
THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)も最初は登山着屋さんでした。
Dickies(ディッキーズ)も最初は作業着屋さんでした。
LEVI’S(リーバイス)も最初はキャンバス地の作業用パンツ屋さんでした。
今では、どれも街中で見かけることができます。
一般着がプロ仕様になるのは難しいですが、元々品質の高いプロ仕様アイテムの生産数が増え価格が下がって一般向けになる流れは必然ですよね。
これからは街中でもさらに作業着を見かけることが多くなると思います。
もうその頃には一般着・作業着という分類はないかもしれませんが・・・
街中での作業着を再現してみた
街中で着たイメージはこんな感じです。お洒落♪
あ!イタリア風の街並みじゃ分かりづらかったですね・・・
日本風の街並みだとこうなります。
無骨なカーキのパンツですが、大人っぽいネイビーの上着と合わせると落ち着いた雰囲気になります。
上下逆の組み合わせもお勧めですよ♪
ちなみに、建築現場だとこんな感じです。
感じ方は人それぞれなので判断は分かれますが、個人的にはどれも違和感なく着られている気がします。
いかがでしょうか?
最後に
スーツだって作業着だって同じ「仕事服」です。
数週間も数か月も洗わないスーツより、毎日洗う作業着の方がよっぽど綺麗です。
汚れている作業着に偏見を持つ人もいますが、作業着の汚れは働いた勲章です。
世の中を支えているという誇りを持って、堂々と街中で着て良いのです。
ただし、ドレスコードのあるお店やあまりにも汚れが酷い時などは、場をわきまえてくださいね。
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