目次
作業服の形状って?
作業服の上着は大きく分けるとこのようになります。
・長袖ブルゾン(ジャンパー)
・半袖ブルゾン(ジャンパー)
・長袖シャツ
・半袖シャツ
そして、パンツも大きく分けるとこのようになります。
・パンツ(スラックス)
・カーゴパンツ
・ハーフパンツ
本来はもっと細かく分けられますが、ここではこの7種類に分けさせていただきます。
それらをどのような基準で選べばよいのでしょうか?
<作業服の選び方>
上着の選び方
上着は、まず袖の長さが違う半袖と長袖に分けられます。
当然、半袖は春夏で長袖は秋冬ですね(安全面から年間長袖という会社も多くあります)
そして、裾の形状が違うブルゾンタイプとシャツタイプに分けられます。
ちなみにブルゾンとジャンパーの違いですが、フランス語と英語の違いで、正確な基準はないため境界線は非常に曖昧です。
メーカーがどちらの呼称を使うかで分かれているのが現状です。
ということで、ここではブルゾンとジャンパーは同一として扱います。
では、ブルゾンとシャツのそれぞれの特徴を見ていきましょう。
ブルゾン | シャツ |
○着脱が容易 ○通気性が良い ×激しい動きに向かない |
○肌が露出しない ×収納が少ないことが多い |
ブルゾンの特徴
ブルゾンは裾や腰をゴムやベルトで絞り、身頃に膨らみを持たせたジャケットのことを言います。
広い範囲で丈の短い上着を指すことが多いです。
前ファスナーや前ボタンで着脱が容易で、通気性が良いなどの長所がある反面、激しい動きをすると背中やお腹が露出してしまう欠点がありますΣ( ̄口 ̄ )
ですので、屋内での軽作業や製造業では、通気性が高いブルゾンを着用することが多いです。
また、作業中のけがを防ぐ面で、夏でも長袖ブルゾンを着用する事の方が多いようです。
シャツの特徴
裾をパンツの中に入れて着用するため、激しい動きの時でも背中の肌が露出してしまうことはありません。
反面、空気の抜け道が少ないため、蒸れてしまうことも・・・(>_<)
また、着脱の際にボタンを外すのが面倒!ポケットが少ない!という程度の軽~い不満を抱きます(;^_^A
人間の体は直射日光を浴びると疲れやすいという点と、肌をさらすと危険が増すという点で、屋外での建設業などは長袖シャツを着用することが多いです。
パンツの選び方
作業服のパンツには、ロングパンツとショートパンツがあります。
ショートパンツの場合は肌が露出してしまうので、レッグガードを付ける必要があります。
また、それぞれには太もも部分にポケットの付いているカーゴパンツと、何も付いていないノーマルなパンツ(スラックス)の2種類展開が多いです。
スラックス | カーゴパンツ |
○スッキリ細く見える ×収納が少ない |
○収納が多い ×ルーズな印象を受ける場合も |
当店のお客様の様子を見ていると、圧倒的にカーゴパンツを選択される方が多いです。
見た目がカッコいいですし、収納が多いので使いやすいですからね(o^∇^o)
カーゴパンツは、太ももの部分が膨らんで見える形状のため、ルーズな印象を持つ方もいらっしゃいます。
反面、ポケットがある分、工具を入れたり携帯を入れたりと、収納するものが多い作業時には重宝しますo(^∇^)o
また、それぞれにはノータック・ワンタック・ツータックパンツといくつかの種類に分かれているものもあります。
タックとは、ズボンの前面にゆとりを持たすためにプリーツ状(ひだ状)に付けられた折り目のことです。
ノータックは折り目がゼロ、ワンタックは一つ・・・といった具合です。
タックがあると立体感が出るため、動きやすくなりますが、タックが増えるにつれ、見た目はダボッっとしていきます。
見た目を取るならノータックスラックス、動きやすさを取るならツータックカーゴ。
そんな選び方ですかね?考えてみましょうo(^∇^)o
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