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ネーム加工色 人気ランキング
「ロゴマークの刺繍色は決まっているんだけど、個人名は何色にしよう?」「この制服に合う糸の色は何?」と悩むことはございませんか?
作業着の刺繍糸の色は、意外にも個性や職場の雰囲気を反映する要素となっています。今回は、最新の人気ランキングを元に、作業着に刺繍を施す際に選ばれている糸の色と、その理由について深掘りしていきます。
今回は、玉川産業の通販サイト「VARY(衣・職・自由)」での過去1年間(2023/9-2024/8)の刺繍糸の人気ランキングを出してみました。
人気ランキングを基に、それぞれのカラーの特徴や用途について見ていきましょう。
1位:銀(シルバーグレー)(31.5%)
シルバーグレーが圧倒的な人気を誇る理由は、どんな色の作業着にも合わせやすい点です。控えめで落ち着いた色は見る人に威圧感を与えないこと、かつ上品で落ち着いた印象を与えるため、幅広い業種や企業ロゴに使われることが多いです。
また、ホワイトよりも汚れが目立ちにくい点も実用的な理由の一つです。
ただし、高年層や子どもには苦手な人が多い色であることには注意が必要です。
2位:白(17.4%)
白は、清潔感とシンプルさを象徴する色として人気です。特に医療や食品関係の作業着では、白い刺繍がブランドや名前を際立たせ、清潔で信頼感のあるイメージを強調します。
また、どんな生地色にも合わせやすいため、定番の色として多く選ばれています。
逆に汚れが目立ちやすいというデメリットもあります。
3位:金茶(オレンジ)(15.5%)
元気でアクティブな印象を与えるオレンジは、建設業や運輸業などの業種で多く使われます。オレンジ色は視認性が高く、遠くからでも目に留まりやすいというメリットがあります。
また、ネイビー・ブルーの作業着が人気なことも理由のひとつです。青の補色(反対色)はオレンジ系ですので、ブルー系の作業着に入れると一番目立つ色がオレンジなのです。
なお、社名が目立ちすぎるので仕事帰りにコンビニに行きづらいとの理由で、若者からは敬遠される場合があるとかないとか・・・
4位:その他(複数色含む)(14.2%)
複数の色を組み合わせた刺繍は、企業のロゴやチームの特色を強く反映する際に選ばれています。カスタマイズ性が高く、特別なイベントやプロジェクトのために作られることも多いです。
5位:青(5.1%)
青は、冷静さや信頼感を与える色として人気です。特にクリーンスタッフや製造業・技術職の作業着に多く見られ、知的でプロフェッショナルな印象を与えるのに適しています。
6位:金(4.4%)
金色の刺繍は、高級感や威厳を表す色です。リーダーシップを強調したり、特別な地位や役職を示す際に選ばれます。また、特定の企業やイベントで象徴的な色としても使われます。
7位:紺(3.8%)
紺は、シックで落ち着いた印象を与えます。どんな作業着にも合わせやすく、特にエンジニアリングやサービス業で好まれる色です。
8位:黒(3.1%)
黒い刺繍は、モダンで洗練された雰囲気を持ち、デザインに深みを加えるために使用されます。特に白やグレーの作業着に合わせると、強いコントラストが生まれ、視覚的にインパクトのある仕上がりになります。
9位:緑(2.9%)
緑は、自然や環境を連想させる色で、環境保護や農業関連の業種で好まれます。また、穏やかな印象を与えるため、癒しの効果も期待できます。
10位:赤(1.7%)
赤は、エネルギッシュで力強い印象を与えます。特定のイベントや特別なプロジェクトで際立たせたい場合に選ばれることが多く、視認性が高い色としても知られています。
11位:黄(0.4%)
黄色は、明るくポジティブなイメージを持つ色ですが、人気ランキングでは少数派です。とはいえ、ユニークな職場や特定のテーマに合わせたデザインに使われることがあります。
また、同じ社内でも、役職や部署によって刺繍加工の色を変えているところもございます。
従業員のモチベーションにもなりますし、チームとしての一体感を出すこともできますので、色が与えるイメージは絶大なのです。
まとめ
以上が、刺繍糸の色選びに関する人気ランキングとその理由でした。
もう少し人気が割れるかと思っていたのですが、銀・白だけで全体の約半分を占めるという結果になりました。
どんな色にも合わせやすく、清潔で上品な印象を与える色が支持された結果ではないでしょうか。
他にも、企業ロゴや業種の特性に合わせた様々な色が選ばれ、用途や目的に応じた選択がされていることが特徴的です。
作業着は、単なるユニフォーム以上の意味を持ち、職場の雰囲気や企業のイメージを象徴する重要なアイテムです。
あなたの職場やプロジェクトにぴったりのカラーを見つけて、より魅力的な刺繍デザインを考えてみてください!
自分で考えるのが難しい方は、お気軽にお問い合わせください。
浜松の地域特性を知り尽くしたスタッフや、カラー系の資格を持ったスタッフ、美術系学校で学んだスタッフ、アパレルショップ出身のスタッフ等が在籍しておりますので、ご相談に乗らせていただきます。