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GRANCISCO®(グランシスコ)とは
1894年に織物業としてスタートしたものが成長・分割され、1956年に設立された歴史ある会社タカヤ商事株式会社のワークウェアブランドの一つがGRANCISCO(グランシスコ)です。
スリムなデザインのアイテムが多く、着心地にこだわったブランドと言えます。
タカヤ商事は業界に先駆けて立ち上げられたジーンズブランドをもつ会社であり、素材と加工法の開発を繰り返してきた歴史があります。
優れた素材や感性を高める加工技術に加え、MODEの要素を加えたこだわりのディテールとシルエットにこだわりを持つブランドです。
ジーンズメーカーならではの上質さと雰囲気をあわせもった特別な製法による素材感、そして着心地にこだわったコットンの風合いなど、一度着用するとやめられなくなるというお声を多くいただいているのが「GRANCISCO(グランシスコ)」なのです。
ブランドコンセプト
「ワークウェアにカジュアル感覚と知的マインドをプラスした、新時代のワークウェア」として登場。
機能性とファッション性に優れたワークウェアとして進化し続けます。
ブランド名の由来
当時保有していた「CISCO」というブランド名に「GRAND」(壮大な・崇高な)を掛け合わせた造語です。
ブランドの歴史
第二次世界大戦下のアメリカは物資不足に陥り、ジーンズもその影響を受け無駄なディテールを削ぎ落し簡素化されました。
それが近代ジーンズの完成形とも言われる、現在のジーンズに近い形です。
そして、終戦後の1940年代後半には日本にもジーンズが入ってきます。
ちなみにジーンズのことをジーパンと呼ぶことがあるのですが、「アメリカの軍人を指すGI(ジーアイ)やGHQが穿いていたパンツ」という説や、「ジーンズ生地のパンツを略した」という説など、さまざまな説があるそうです。
1970年代、ワークウェアの原点とされムーブメントの象徴であったジーンズがトップブランドによって次々とファッション化され、最先端のお洒落なカジュアルウェアとして日本のライフスタイルの中に溶け込んでいきました。
そんな中「丈夫でかっこいいワークウェアを日本の現場に」との思いでファッショナブルなジーニングカジュアルブランドとして誕生したのが、1973年に商標登録された「グランシスコ」なのです。
1980年代になると、綿製品に洗い加工を施したミリタリー系ワークウェアブランドとして定着していきます。
1999年には独自のビンテージ加工を施したこれまでにない『ユーズドワークウェア』を発売し、業界に一大ブームを巻き起こします。
身体になじむ着心地で多くの支持を集め、現在も続くロングセラーとなっており人気を不動のものとしました。
「着れば着るほど自分色に染められる」「使い込めば使い込むほど味わい深い色合い・着心地になってくる」ところは、現在のグランシスコブランドにも通ずるところがあります。
そのため、少々高額でも「このブランド以外は着られない!」とリピートしていただける方が非常に多いブランドがグランシスコなのです。
2019年には主力事業の一つで日本のレディースジーンズ分野をけん引し数々のトレンドを生み出してきたジーンズメーカーとしてのノウハウ・基盤を用い、感性や加工感で他を圧倒するリアルデニムワークウェアの発売を開始しました。
これが現在の伸びるデニムの火付け役と言っても過言ではないグランシスコデニムシリーズです。
その後もブランドのブラッシュアップは続けられています。
直近では耐摩耗性に優れたインビスタ社のCORDURA®Fabricを用いたワークウェアを拡大中。
まだまだ進化は止まらないのです・・・