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ユニフォーム、どのように決めていますか?
そもそも会社のユニフォームをどのように決めていますでしょうか?
大企業だと社内投票・一般投票などが実施されたりしますが、中小企業は社長の一存・一部経営陣の意見で決めているところも多いと思います。
投票だと時間と手間がかかる上、意見が割れるため無難なものに落ち着く傾向があります。
逆に社長の一存だと決定までが早く、尖った制服を採用することができるのですが、若い世代が満足していない可能性があります。
当然、コーポレートカラー・デザイン・動きやすさなどを考慮して選ばれているとは思いますが、本当に従業員が満足しているのか気になりませんか?
玉川産業では、ユニフォームの満足度を従業員に簡単に聞くことができる「ユニフォームの健康診断」を始めました。
静岡県西部地区の団体・企業様で、ご興味がある方はお気軽にお申込みください。
日本の会社制服の歴史
日本の作業着の始まりは、江戸時代の火消しやとび職人の法被・股引と言われています。
法被は少々の火の粉でも燃えにくいことから、その上から水をかぶって火消しをしていたそうです。
完全に効率・目的重視ですね。
そして、本格的に男女ともに制服文化が広まったのが明治時代です。
明治時代初期に軍服制定されたことをきっかけに、郵便配達員・鉄道員・警察官などの官営組織の制服が定められました。
また、大正時代からは和装から洋装になったことに伴い、仕事着も動きやすい洋風化しました。
このあたりから、忠誠心を高めたり自尊心を高めたりするという目的も増えてきたようです。
それらの目的を考えると、それ以前の忍者の忍び装束や、戦国武将の甲冑も制服文化のひとつと言えるのではないかと私は思っています。
汚れない・動きやすい・価格が安いことが最重要視されていた昭和。
デザイン性・耐久性(コスパ)・機能性が注目され始めた平成。
機械化や職場環境の改善により、以前ほど防汚性や耐久性を重視する会社は減ってきました。
では、令和の時代は何を重視するのでしょう?
令和の時代のユニフォームは、「モチベーション(生産性)があがること!」が重要なのです。
気持ちの問題?と思われるかもしれませんが、業務上のミス・優秀社員の退職の理由にモチベーションは大きく影響しています。
従業員が入れ替わったり、年齢を重ねると好みが変わってきたりします。
いつの間にか不満が溜まっていることも考えられます。
いつの間にか魅力的なユニフォームではなくなっている可能性があります。
実際の健康診断同様、定期的にユニフォームの健康診断を行いましょう。
ただのアンケートとは違う「ユニフォームの健康診断」
玉川産業にお任せいただければ、従業員の気持ちが手に取るように分かるようになります!
・担当者は最初に簡単な質問に答えるだけ
・従業員全員のアンケートが簡単にとれる
・面倒な集計が不要
・数値・グラフ化して確認ができる
従業員が多ければ多いほど、全員が満足することは難しくなります。
かといって経営陣の一存では不満が噴出する可能性があります。
「社長に任せたから!」
「店長が勝手に選んだから!」
と、後々不満を持つ従業員も出てくるでしょう。
しかし、経営陣としては、会社の歴史やコーポレートカラー・認知度アップなどの観点から譲れない項目があるはずです。
例えば現在グレーの制服を着用しているが、コーポレートカラーがイエローなので「イエローを制服に取り入れて認知度を上げたい」という意向です。
しかし、従業員全員に制服の色のアンケートを取ると、イエローの制服はほとんどの場合却下されます。
好き嫌いの多いイエローは敬遠される傾向があります。
アンケートは全員の意見が聞けるというメリットがありますが、逆にこれがデメリットなのです。
最終的に全員の平均値が出てくるので、無難な結論に落ち着いてしまうのです。
そこで!ユニフォームの健康診断の出番です。
事前に「従業員の好みの方向性」を知っておくことで「自分達の意見も反映されている」という公平感と、会社として譲れない点を掛け合わせて制服を検討することができるのです。
現在、グレーの制服を着用していて「色」の満足度が高いようであれば、「グレーの制服にイエローのロゴを入れる」という落としどころも見えてきます。
逆に「色」に対するこだわりが少ないようであれば「イエローの制服導入」を堂々と進められるのです。
この健康診断は「ユニフォームをこれに変えましょう」というアンケートではありません。
現状の満足度や、社員の好みの方向性を把握しておくことで、この先数年・数十年の生産性アップも期待できるのです。
このブログをご覧の方は企業の経営陣の方が多いようです。
従業員のモチベーションを上げて、楽しく永くお仕事してもらえる環境づくりを目指しましょう。
※現在、こちらの診断は休止させていただいております