11月4日(土)~5日(日)に行われた、静岡文化芸術大学の学園祭「碧風祭」にお邪魔させていただきました。
碧風祭(へきふうさい)は、スクールカラーの鮮やかな青(碧)色と、浜松の爽やかな風から命名されたそうです。
新型コロナウイルスの影響でここ数年は中止→オンライン形式→縮小開催だったようですが、今年は4年ぶりに従来の対面形式で開催され一般公開もあるとの噂を聞きつけて、私も訪問させていただきました。
保護者や地域住民などに開放されていて、お笑い芸人のバイク川崎バイクさんなどのトークライブなどもあり、子どもからお年寄りまで多くの人が楽しんでいましたよ
4年ぶりということで、従来形式で開催された時の様子を知る生徒さんが居ないということで戸惑いがあったようですが、学生さんだけでなく我々地域住民も楽しませていただける、大変素晴らしい催しでした。
静岡文化芸術大学(SUAC)は、浜松駅から徒歩圏内という抜群の立地にある2000年設立の四年制公立大学です。
静岡県立大学短期大学部浜松校を母体として、私立大学として開学し2010年に公立大学法人に移管されました。
JR東海のリニア中央新幹線でメディアに登場することも多い、現・静岡県知事の川勝平太氏が第2代学長として就任していた学校でもあります。
構内は、中庭を中心としたおしゃれな造り。
ここで学ぶ生徒さんたちの芸術性や想像力が磨かれるのも必然だなと思わせる美しいキャンパスでした。
で、なぜ私がこの大学を訪れたかというと、織物・染物の展示や体験イベント等があったからです。
芸術系の大学の雰囲気を肌で感じてみたい!という気持ちもありました。
それに、「芸術大学に行ってみた」って響きもカッコいいですしね
ものづくりのまち浜松にあるこの学校は、その名のとおり地域文化・美術史・音楽史を主に学ぶことができる学校です。
そのためか、やはり浜松の産業に関する車・バイク・楽器・染織に関する展示が多かった気がします。
弊社のコラムにも度々登場する「遠州織物」と静岡芸術大学のアートコラボレーション企画なども開催されていて、布が作り出す空間で遠州織物に触れられる体験コーナーなど、地域と芸術が融合した素晴らしい展示が多かったです。
おかげさまで、何年前だったか・・・ちょっと忘れるくらい昔ですが、久しぶりに学生時代を思い出しました。
また、地域文化を学ぶ学校の空気を肌で感じて、学ぶことの大切さと、これからも地域貢献にしていく気持ちを見つめ直すきっかけとなりました。
と同時に、こういう企画力を持った若い力が都心に就職していってしまうのは悲しいな・・・。
ぜひ故郷・浜松で就職して、浜松の未来を担っていってほしいなと感じたのでした。
このような未来の浜松を担う学生さんは、「先進的なオフィス」「尊敬できる上司の元」「洗練された制服」でお仕事をしたいと考えるようです。
「オフィス」と「上司」は、このブログをご覧の経営者様にお任せしますが、「制服」の面のお手伝いは玉川産業にお任せください