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浜松市民と雪
東海道新幹線に乗っていると「静岡県長すぎ!」と感じる方が多いのではないかと思います。
数字上では東西は約155km、南北は約119kmと、それほど突出してはいないのですが、新幹線の停車駅数のインパクトが強いですよね。
そんな東西に長いイメージの静岡県ですが、実は浜松市だけを見ると南北に長いのです。
浜松市が隣接する地区を太平洋側から順に見ていくと、愛知県豊橋市・新城市・東栄町・豊根村を超えて、長野県天龍村、飯田市までの実に2県6市町村に跨るほどの長さがあります。
そのため、「浜松の天気」と言われても大雪の場所もあれば、雪が積もるところなんて数十年見たこともない地域もあります。
ただ、人口が集中しているのは圧倒的に太平洋側の南部なので、多くの浜松市民は雪を見る機会が少ないのです。
雪かきなんてやったことありません。
雪道で転ばないコツなんて考えたことありません。
雪だるまなんて作れません。出来たとしても半分泥まじりの茶色い泥だるまです。
冬用タイヤなんて装着したことありません。
気象庁に至っては、浜松の降雪量のページに「参考値です。平年差や平年比に利用できません。」と、ちゃんとした計測すらしてくれません
そのため、浜松で雪が降るのはオリンピック以上の激レア一大イベントなのです。
ホコリが舞っているかのレベルの雪でも、浜松市民は大はしゃぎ。
小学校の時なんかは、授業が中止になって外に遊びに行かせてくれました。
ですので、道路が凍ると大惨事です。
車がアイスホッケーのパックのようにツルツル滑ります。
誰も止める術を持ち合わせていません。
結果、30分の通勤が6時間かかり、着いた頃にはお仕事終了です
雪みちの歩き方
そんな浜松ですので、今週の「10年に一度の強烈寒波」「史上最強の寒波」が来ると言われても、雪が降るイメージが一向にできない浜松市民が、半信半疑ながら調べた雪道の歩き方をお伝えします。
浜松市民が浜松市民に向けた歩き方ですので、雪国の方にとっては常識だと思います。
「そんなことも知らないんだ、フフフ」と心の中で思いながら読み飛ばしてくださいませ
1.歩幅を小さくする
足を大きく上げると重心が動きやすく転倒しやすいため、小さな歩幅でゆっくり歩く。
2.足の裏全体を地面につける
アイスバーンになっているツルツルの道路では、すり足に近い歩き方で、足の裏全体で地面に着地する。
残念ながら開発終了してしまいましたが、ホンダの人型ロボット「ASIMO(アシモ)」の歩き方が理想のイメージだそうです。
3.両手でバランスをとる
荷物はリュックなどの両手が空くものに入れ、両手でバランスを取りながら歩く。
傘をさすのではなくレインウェアを着用し、両手を空ける。
「雨や雪の日だけ着用するのはもったいない!」という方には、晴雨兼用のオールウェザージャケットもお勧めです。
TSデザイン晴雨兼用ウェア |
耐水圧10,000mmディッキーズレインウェア |
スノボにも使える中綿入り全天候型ジャケット |
サッと羽織れるアノラックパーカー |
4.横断歩道の白線を踏まない
横断歩道の白線部は氷の膜が張りやすいため、踏まないように歩く。
5.道具に頼ってみる
それでも慣れない場合は思い切って道具に頼るのも手です。
滑りにくい靴、発熱する手袋などいろいろあるんですよ。
寒冷地仕様の裏ボア防寒シューズ |
ヒート グローブ バッテリーセット |
「日照時間が長い」のに「降水量が多い」浜松市の謎
相反する内容が書かれているようですが、どちらも紛れもない事実です。
浜松市に住んでいると、確かに晴れの日が多く日照時間が長いのは感じられますが、雨は少ない気がします。
それなのに降水量が多いという謎・・・
でも、その謎はすぐに解けました!
日照時間が長い + 雨の日が少なく + 降水量が多い = 「一度にまとまった雨が降る」だったのです。
太平洋からの暖かく湿った空気を受けやすいことと、雲ができやすい谷が多い地形であることが雨がまとまって降りやすい要因なのです。
晴れの日が多いけど、雨の日は大雨になるということだったんですね。
そう考えると納得です。
台風の日の降水量のグラフが静岡県だけ突き抜けて長いことが多々ありますからね。
日照時間が長いので農作物が育ちやすい、雪による物流の影響がない、東京と大阪の中央で立地が良い。
こういった土地柄・気候柄、浜松は産業が発達しやすい地域といえます。
織機・楽器から始まり、オートバイ・自動車へと成長していった産業が、今後どのように変化していくのか楽しみですね。
玉川産業は、仕事服の力で働く人のモチベーションを上げ、浜松から世界に羽ばたく企業を応援します。
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