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2022/06/21 コラム浜松 静岡県のエネルギー総合戦略のお話

静岡県のエネルギー総合戦略

国は2030年度の温室効果ガス排出量を46%削減(2013年度比)することを目指す方針を示しました。

 

こうした国の動きに合わせて、静岡県は2022年3月にエネルギー総合戦略を策定し、主な数値目標を発表しました。

ただ、「洋上風力が何万kW」「水素が何万t」と言われても壮大すぎてピンとこないので、身近な自動車の数値をピックアップして記載します。

ちなみに、現在の静岡県内の保有台数は、
・電気自動車(EV)約5,000台
・燃料電池自動車(FCV)61台 とのこと。

これに対してEV充電施設970基、水素ステーション4基とインフラが圧倒的に不足しています。
水素ステーション4基じゃあ、FCVは普及しませんよね

 

そこで掲げた目標が下記の通り。

・2030年度までに電気自動車(EV)の急速充電器を970基(2020年度)→5,000基(2030年度)にする
・水素ステーションの設置を促進する

次世代自動車の普及を図るため、県内各地での EV 充電器や水素ステーションなどのエネルギーインフラを整備する方針とのことです。

 

また、公益財団法人浜松地域イノベーション推進機構内に設立された「次世代自動車センター浜松」を中心に、県産業振興財団等と連携して、県内自動車産業の電動化への対応を着実に進めていくそうです。

次世代自動車センター浜松では、次世代自動車に搭載される部品を開発するための支援策などが用意されているとのこと。次世代自動車関連部品の製造見学会やカーボンニュートラル対応の技術啓発、デジタルものづくりの人材育成などに取り組んでいるそうです。

静岡県は、世界的に進むEVシフトによる自動車産業への影響が特に大きいと見込まれているだけに、こうした取り組みが進んでいくと良いですね。

 

 

日本のEV事情

少し古いデータですが、2020年の新車の販売台数におけるEVの割合は、最も進んでいるノルウェーが約54%、イギリスでも約5.6%ですが、日本では約0.6%とかなり低いのが現状です。

上記で述べた充電ステーションなどのインフラ整備が急務ですね。

 

日本のメーカーも本格的に取り組みが始まっていますよね。

先日、日産自動車が新型軽EV「サクラ」を発表し、航続距離を約180kmと割り切ったことから補助金を受けると実質178万円で購入できる計算です。

航続距離と価格のバランスも大切ですが、軽自動車で街乗りとしてならば180kmでも十分なのではないでしょうか。

 

 

世界のEV事情

さて、世界ではさらに先を行くEV達が販売されています。

 

GMCの「HUMMER EV Edition 1」

2021年12月にハマーEVの生産をデトロイトの工場で開始され、2022年にディーラー出荷が始まったと報じられました。

予約から10分で完売したハマーEV エディション1は、航続距離約563km、10分で約161km分を充電できるそうですよ。

 

そんなハマーの発売に先駆けて登場していた、ハマーのポロシャツとカーゴパンツ。

ハマーと言えば、ド派手でイカついボディの強烈な印象の車でしたが、EVになって若干柔らかくスタイリッシュめになりましたよね。

でも、抑えきれない溢れ出るリッチ感、絶妙なシブさは健在で、このポロシャツとパンツも、オヤジを虜にしたブランドの復活に華を添えていますよ。

ハマー 906215 半袖ポロシャツ ハマー 368-1 Wストレッチスリムパンツ
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