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2022年はどこも在庫薄
まず最初に、今年作業着を追加購入しようとしている方は要注意です!
なぜなら、2022年はどこのメーカーも在庫薄なのです。
作業服は99%と言って良いくらい、ほとんどが海外生産です。
しかも中国・フィリピン・ベトナムなどの東南アジア系が中心です。
生産国にもよりますが、新型コロナウイルスの影響でロックダウンを繰り返している地域があります。
国の政策で行っているところもあり、市民(従業員)が努力できる状態ではありません。
商品を作りたくても作れない状況なのです。
また、ロックダウンが解除されて生産が再開されたとしても、次に物流が大混雑してしまうのです。
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中国を例として挙げますと、上海がロックダウンして生産が2週間ストップしたとします。
当然、上海での商品生産は2週間分が止まります。物流も止まります。
日本への輸入は上海を経由することが多いので、上海がロックダウンすると、他の地域からの輸入も止まります。
ロックダウンが解除されれば2週間遅れで再開でしょと思ってはいけません
他の地域は稼働していたわけですので、解除と同時に他の地域から2週間分の荷物が上海に流入してきます。
上海からの荷物も当然再開します。
結果、人出も船も足りず、数週間~数か月の順番待ち(=遅れ)となります。
あくまでも一例ですが、結果として数週間のロックダウンであっても、数か月の遅れが発生してしまうのです。
各メーカーとも代替国での生産に乗り出してはいますが、ご存じの通り、数週間のレベルではなくロックダウンが行われていますので、今年は遅れが出てしまうことが確実なのです
2022年秋冬は価格アップが確実
次に、今年は秋冬の価格アップが確実です。
作業着業界は、大手が価格アップすると、それに追随して他社もアップする傾向があります。
もちろん、原因は原材料と人件費の高騰なのですが、例年だと企業努力で値上げを抑えようというところが見えますが、今年は事情が違います。
報道などで話題になっているとおり、原材料・物流コスト・原油の高騰や円安などによる価格アップが、企業努力では吸収できない数字になっているからです。
既に春夏で価格がアップしているメーカーもありますし、春夏は据え置きにしたメーカーでも秋冬は上げるというメーカーもあります。
そのため、2022年の作業着の買い方としては、出来るだけ早めに在庫のあるものを押さえておく(購入しておく)のが正しい買い方です。
「待ってればもっと良いものが入ってくるかも」の考えは、今年に関してはあきらめてください!
個人のお客様は代替商品を選べば問題ありませんが、法人の客様はお早めに検討することをお勧めいたします。
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