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1世帯当たりの餃子購入額(2021年)
2020年、1世帯当たりの餃子購入金額で日本一になった浜松市ですが、先日発表された2021年の調査では宮崎市に次いで全国2位となりました。残念
10年以上浜松市と宇都宮市が首位争いをしていたのですが、餃子人気が下がってしまったのでしょうか?
浜松市の世帯当たりの餃子購入額はこのような推移を辿っています。
2018年 3,501円(第1位)
2019年 3,506円(第2位)
2020年 3,766円(第1位)
2021年 3,728円(第2位)
あれ?浜松の餃子熱が下がったワケではなさそうですね。
第1位となった宮崎市がPRに力を入れ、前年3,670円→4,184円と大幅に金額を伸ばしたようです。
その他の地域も、新型コロナ禍における巣ごもり需要が後押ししたようで、全体的に購入金額が上がっているように見受けられました。
2020年1月に日本で最初の新型コロナウイルス感染者が報告されてから、おウチ餃子の機会も増えているのではないでしょうか?
人との接触を避けるために、食品の自動販売機が増えてきたイメージがあります。
実際、浜松市内でも至るところで餃子の自動販売機や無人販売所を見かけるようになりました。
にもかかわらず、浜松市の餃子購入額にほとんど変化がないというのは、あまりランキングは気にせず「食べたいときに食べたいものを食べる」という浜松の地域性が出ていて面白いですね♪
食品工場で白衣が白い理由
家族みんなで食べるおウチ餃子はおいしいですよね~。
とはいえ、やっぱり火力の強い店舗でパリッと焼かれた餃子は別格ですよね。
また、買うものが決まっている場合は自動販売機で何ら問題がないのですが、初めて購入するお店だと店員さんとお話をしながらお勧め商品を紹介してもらいたい気持ちもあります。
店員さんと仲良くなれば、新作餃子をおまけしてもらったり(←そっちが目的)
無人販売ではできないコミュニケーションが取れますよね♪
お店の奥から白衣を着た恰幅の良いオジサンが出てくると、「おいしい餃子出してくれそう!」って勝手に思っちゃいますよね。
浜松餃子の工場では、白衣に白い帽子に青色のビニール手袋が採用されています。
(浜松餃子に限らず食品工場全般ですが)
あれ?そういえば白衣ってなぜ白いのでしょう?
「白」衣だけに、白いのは当然なのですが、別の色でも良いような気が・・・
その理由は、食品業界に限って言えば汚れが目立つからです。
汚れが目立つのはデメリットな気がしますが、メリットとデメリットは表裏一体。
衛生管理が重要な食品工場などでは、汚れたことがすぐにわかるため、クリーニングや交換の頻度が上がり清潔な状態を保てるというメリットがあります。
また、汚したくないという心理から仕事が丁寧になる効果も期待できます。
医療現場で白衣が青や緑の理由
これに対し、医療現場では白ではなく青や緑の白衣(手術着)が多いです。
これには大きな理由があります。
赤色を見続けたあと別の場所に目を移すと、青や緑の残像がチラつく現象が起こります。
難しい言葉でいうと「陰性残像」という現象です。
手術中はどうしても血の赤色を長時間見続けなければいけません。
そのため、白い白衣では毎回毎回チラつきが発生してしまいます。
このチラつきを抑えるために、赤の補色である青や緑の手術着が採用されているのです。
また、血の赤色を見る頻度が高い手術中に、緑色は目を和らげる効果があるのです。
医師にも患者にも優しい理由があるんですね
食品工場でゴム手袋が青色の理由
餃子工場に話を戻しますが、白衣に白い帽子に青色のゴム手袋が採用されています。
そうそう、あの青色の手袋にも理由があるのをご存じですか?
実は食品には青色がほとんど存在しないからなのです。
だから、手袋の切れ端が混入しても気づきやすいのです。
また、昔は店頭スタッフと工場スタッフが兼任していることもありましたが、今は接客と工場は分業です。
それもそのはず、白衣のまま(手袋のまま)店頭に立つことは衛生上好ましくないと考える人が増えたことと、オシャレな店舗が増えたことで白衣ではお店のイメージに合わないからです。
接客スタッフはカフェのようなユニフォームを採用しているところもあるようです。
しかし、衛生は守らなければならないということで、こんなポロシャツもあるんですよ。
見た目には普通のポロシャツなので、聞かれなければ気づかない機能ですが、制服専業の玉川産業にお問い合わせいただければ、様々な角度からご提案をさせていただきますよ
静岡県西部の法人のお客様は、状況によっては訪問・ご提案をさせていただくこともできます。