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制服リニューアルのタイミング
航空会社や運送会社などは数年に一度、新しい制服のお披露目記者会見が行われます。
社員さんやモデルさんが実際に着用して、華々しい雰囲気で発表が行われますよね
その場で何を目的にリニューアルするのか、会社にとってどういう意味を持つのかなどが発表されます。
そこで発表されるものがリニューアル理由の大部分を占めている、というのは間違いありません。
しかし、その裏には発表はされないけれども、とても重要な理由があることをご存じでしょうか?
業種によっては、どうしても数年に一度、制服を変更しなければならない理由があるのです。
制服がずっと一緒な理由
飲食業や小売業では、ずっと同じ制服を長く着用しているイメージがあります。
この理由は単純明快ですよね
お客様と店員の区別がつくように、分かりやすく同じ制服を着用しているのです。
建設業も同様の理由です。
複数業者が出入りする可能性がある現場では、一目でどこの業者なのか分かる必要があるのです。
この業種は女性から体格の良い男性まで、幅広い体型の方が在籍しているのが特徴です。
小さい・大きいサイズともに充実している商品が乏しいこともあり、従業員全員の体型をカバーするために頻繁には変更できないという事情もありそうです。
製造業も、ずっと同じ制服を長く着用しているイメージがありますね。
その理由は、衛生面や安全面を重視するため。こちらはあまり頻繁には変更する必要がないという理由もあります。
ずっと制服が一緒だと、大量にストックしておけるメリットもあります。
新入社員が入るたびに1枚ずつ発注する手間も省けますし、最初にまとめて購入しておくことでコストを抑える効果もあります。
在庫切れで入荷が2カ月先という心配もありませんしね。
制服を定期的に変える理由
逆に定期的に制服を変更している業界もあります。
それが冒頭の運輸・ガス・電気などのインフラ業界ですね。小売りではありますがコンビニもこちらの傾向があります。
大幅な制服変更は会社のイメージが変わってしまうという危険性もはらんでいるのですが、それでも定期的に変更がされます。
その理由は防犯。
制服を返却せずに辞めてしまう従業員などがいた場合、過去の制服が流通して犯罪に使われるのを防ぐためでもあります。
そのため、マイナーチェンジでは一見区別がつかないため、デザインが大幅に変更されることがあるのです。
大企業が大々的にプレスリリースをするのは、イメージを刷新したいというPR効果だけでなく、「新しいのはこっちなので、古い制服を着た人は偽物ですよ注意してください!」と呼びかける効果もあるのです。
まとめ
同じ制服を使い続けると、覚えてもらいやすい。
まとめ買いをしておけば低コストで済む。
制服を定期的に変更すると、イメージチェンジの効果だけでなく、防犯の効果もある。
従業員のモチベーションが上がる。
玉川産業は浜松から世界に羽ばたく企業を応援しています。
制服で従業員も顧客も幸せにしたい経営者様、お問い合わせお待ちしております